
今回は柴犬の痴呆の予防方法についてのお話や。柴犬はシニアになったときにボケやすい犬種と言われてるから、是非今回の内容は参考にしてみてや!
柴犬は痴呆になりやすいって知ってる?
柴犬をはじめとする日本犬は、長い期間「魚」メインの食生活を送ってきたんやて。
せやから、老化に関わるDHAやEPAといった成分の要求量も多く、痴呆になりやすいって言われてるねん!
残念ながら一度痴呆になってしまうと、元通りにはならへんと言われてるねん。
死滅した神経細胞を再生させることはなかなか難しいらしいわ。
でも、最近の研究で分かってきたこともある。それは新たに神経細胞を作ることはできるっちゅうことや!
神経細胞がどんどん増えればそれだけ脳も若返るから、結果として痴呆予防になるんやで!

一度痴呆になってしもたら治らん。せやけど、痴呆予防はできるねん。痴呆になりやすい柴犬には次で紹介する予防法を是非試してあげてや!
柴犬の痴呆を予防するための4つの方法
- 散歩のコースを変えるんや!
- 新しく芸を覚えさせてや!
- マッサージもええらしいで!
- 食べ物でも予防や!
最近の研究で明らかになったのは“脳への刺激が老化現象を遅らせる”ということや。
難しい話はワシも嫌いやけど、以下のような研究結果もしっかりあるねんて!
イリノイ大学心理学部のウィリアム・グリーノ氏は、脳への適度な刺激が老化現象を遅らせるという事実を突き止めました。
【実験方法】
彼はまず、変化のない環境でラットを育てました。研究室のケージの中に閉じ込められ、見るものも聞くものもまるで変化しない、まるで独房のような環境で育てられたラットは、ぶくぶく太って不健康そのものになったといいます。
その後、このラットをはしご、トレッドミル、滑り台、ブランコなど刺激的な遊具にあふれるアミューズメントパークのような環境へ移したところ、驚くべき変化が起こったとのこと。
まず、適度な運動によって体重が減り、健康体になったこと。そして注目すべきは、脳細胞同士をつなぐシナプスと呼ばれる神経接続が25~200%の割合で増えたということです。
この実験結果から、動物が老齢に達した後でも、神経接続が増えるということ、および新たな経験や問題解決など、適切な刺激が、脳内の神経接続を増やすきっかけになるという事実が判明しました。
すなわち、飼い犬の知力の衰えを可能な限り遅らせたいのなら、犬に適度な刺激を与えることが重要ということです。
要するに、脳へ刺激を与えることで、神経細胞どうしのつながりもスムーズになって、ボケるのも遅くなるっちゅうことやな。
ほんならさっそく痴呆を予防する4つの方法について、それぞれ詳しく見ていくで!
散歩のコースを変えるんや!
いつもの散歩とは違うコースに連れて行ってあげる、これがまず1つ目や。
自分で言うのもなんやけど、ワシら柴犬は散歩コースが変わるだけでもごっつい嬉しいねんで!
いつもと違う景色、いつもと違う匂い。それだけでもめちゃくちゃ脳は刺激されるねん。
そのおかげで痴呆の予防にもなるっちゅうわけやな!
新しく芸を覚えさせてや!
オスワリやマテみたいに新しく芸を覚えさせる、これも痴呆予防には良いみたいやで!
今までやったことのない動きとか聞いたことのない言葉は、今まで使ってこなかった脳の部分を刺激するんやて。
これまた自分で言うのも恥ずかしいけどな、
- 飼い主さんにオスワリとかマテの指示を出される
- 頑張ってやったら褒めてもらえる
実はこれもむちゃくちゃ楽しいことやねん。
ワシら柴犬はどうしても愛情表現が苦手やけど、飼い主さんとコミュニケーションを取ることで幸せを感じるねんで!
マッサージもええらしいで!
マッサージもリラックス効果があって痴呆予防に良いらしいわ!
これ聞いて、ワシも「もっとマッサージしてもらえるようにお願いしよ」って思ったわ。
運動したり餌を食べたりするだけが幸せとちゃうねんな。飼い主さんに体をゆっくり撫でてもらえる、これも幸せやねんで!
お前みたいなやつマッサージしたくないって?余計なお世話や!ワシだってグラサンとったら可愛いんじゃ!

ここまでの3つの方法が、脳に刺激を与えて痴呆を予防する方法や。ほんで次に紹介するのは食べ物で痴呆を予防する方法やで!
抗酸化物質で痴呆を予防できるみたいや!
抗酸化物質いうたら、なんや難しく聞こえるけど簡単に言うとやで?
アルツハイマーや認知症っちゅうのは“脳内の過剰な酸化”が原因って言われてるねん。
ほんで、「この過剰な酸化を防ぐことで痴呆も予防できる」っちゅうことは研究結果で明らかにされてるで。
トロント大学のミルグラム先生が行った実験やねんけどな。
抗酸化物質を含む特別食を老齢のビーグル(9歳)に6か月にわたって与えたらしいわ。ほんでその後に知能テストを行って、その効果を確かめてみたんやって。
そしたら、抗酸化物質を含んだ特別食を食べてきたビーグルは、摂取しなかったビーグルよりもはるかにテストの成績が良かったらしいで!
参照元:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0197458004001149
要するに、毎日の食事で抗酸化物質を摂取すること。これも痴呆予防のために試したい方法やで!
抗酸化物質はこっから摂れるで!
イワシ(魚類)、ほうれん草、ニンジン、じゃがいも、サツマイモ、大根、ブロッコリー、トマト、イチゴ、リンゴ など
上に書いたような魚や野菜、フルーツには抗酸化物質がたくさん含まれてるねんな。このなかでも一番のオススメは“魚”や!
- DHA(ドコサヘキサエン酸)
- EPA(エイコサペンタエン酸)
魚にはこうした脂肪酸がたっぷり含まれていて、血液をサラサラにしたりして老化を抑えてくれるみたいやで。
それだけやなくて、脳の神経細胞も活性化してくれるっちゅうんやから、痴呆予防にはピッタリやな!
痴呆予防のためには与え方も大切やで!
一番良いのは、これらの魚や野菜を直接食べさせること。せやけど、これはあくまで理想。実際はアカンねん。
実は魚も穀物もワシら犬にとってむっちゃ消化が悪いんや。それにイチゴやリンゴみたいな果物を毎日食べさせるのも、正直飼い主さんからしてもお金かかるやん?
だから、オススメは“ドッグフードから抗酸化物質を摂ること”やで!
これなら値段もそこまで高くないし、毎日続けられる。しかも、魚や野菜も予め消化しやすいようになってるから、ワシらも安心やわ!
柴犬の痴呆予防【まとめ】
- 散歩のコースを変えるべし!
- 新しい芸も覚えさせたってや!
- マッサージのリラックス効果もええみたいやで!
- 抗酸化物質をドッグフードからいっぱい摂取や!
柴犬はたしかに痴呆になりやすい犬種かもしれん。
せやけど、脳に刺激を与えることで、老化やボケを遅らせることはできる!
神経細胞もどんどん作られて、脳を若返らせることもできる!
一度痴呆になってしもたら、もう後戻りができひんことは事実や。
せやから、飼い主さんの手で予防できるだけ予防してほしいな!これが柴犬代表のワシからお願いやで。